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TASAKIの取り扱う真珠

多彩な表情と美しさを見せる真珠。ここではTASAKIが取り扱う真珠を、母貝の種類と形状で分類してご紹介します。

日本では「和珠」と呼ばれ古くから親しまれてきた、あこや真珠。世界で評価されている、日本を代表する真珠です。母貝であるアコヤ貝は日本産が多く、水温15〜25℃の波の静かな内湾に生息します。幾重にも巻いた真珠層が微妙な色を奏でる美しく上品な光沢が特徴で、色は、シルバー、ゴールド、クリーム、ピンク、グリーン、ブルーなどがあります。形は丸系が多く、6〜8mmが標準サイズです。

マベ真珠は、10〜20mmのボリューム感に富む半円形の真珠で、艶やかできめ細かい虹色の輝きが魅力のTASAKIが世界に誇る真珠です。母貝となるマベ貝は生息数が少なく、1970年にTASAKIが人工採苗技術を確立し母貝養殖に成功するまでは、そのたぐい稀な美しさと希少性から「幻の真珠」と呼ばれていました。マベ真珠とは他の真珠とは異なり、マベ貝の内側に半円の核を直接挿入し、その核が真珠層で覆われてできる半円形が特徴です。

独特の美しい真珠層を持ち、力強く深い照りを持つ珠を良質とします。レインボーカラーのほかブルーやブラウン系の色も人気があり、ハート型やドロップ(涙)型など核のカタチを変えることで様々な種類ができます。裏側がフラットなので、大ぶりのデザインでも身につけた時のフィット感が楽しめます。

真珠貝の中で最大級の白蝶貝は、20〜30cmもの大きさになり、オーストラリアなど、水温の高い限られた熱帯の海に生息しています。白蝶真珠の多くは直径が10mm以上あり、生産国はオーストラリア、インドネシアの2カ国で全体の90%を占めています。真珠層が厚く、シルバーホワイトやピンク、ゴールドなど、色彩が華やかで豪華な雰囲気が魅力です。

黒蝶貝は亜熱帯から温帯にかけて広く生息し、主な生産地はミクロネシア、ポリネシアで特にタヒチが大部分を占めています。ブラック、グリーン、ブルー、ブラウン系などその奥深い色艶とドロップ、バロックなどの形状が独特の魅力を醸し出しています。中でもピーコックグリーンと呼ばれる、クジャクの羽根のように美しい黒緑色の黒蝶真珠は、神秘的な輝きと希少性から最高級とされています。

淡水真珠の母貝である三角帆貝などは現在そのほとんどが中国で養殖されています。淡水真珠は真珠層の巻きが良く、オーバル、ドロップ、ボタン、ラウンドなど様々な形が採れるのが大きな特徴です。大きさはおよそ2〜10mmで多彩なカラーが楽しめます、製品は比較的低価格で手に入り、デザインバリエーションが豊富であることなどが人気の秘密です。

「バロック」とはポルトガル語源で、この国の真珠商人たちが「いびつな真珠」の符丁として用いた言葉といわれています。通常の球形(ラウンド・パール)以外の変形珠で、ドロップ形、エッグ形、ボタン形などのセミラウンドを除いた不定形のグループをバロック真珠と呼びます。形状としての種類なので、あこや真珠をはじめとする全ての貝の真珠にバロック真珠は存在し、その持ち味を活かしたユニークで革新的な作品が多くつくられています。

ルネッサンスの後、16~18世紀に生まれた装飾的で表情豊かな美術様式を呼ぶ「バロック風」という言葉は、このバロック真珠から派生したものです。

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