多様な人材が安心して働き成長できる職場の提供

人材育成​

人材育成においては、お客様の良きパートナーとなることを通じて、最高の満足をもたらすことにより、会社業績に貢献する従業員の育成を行っています。さらに、経営理念の「従業員の尊重」を達成するために、性別や年齢を問わず社員が活躍できる企業を目指しています。そのため、社内においては経営層・従業員全員が相互に「さん」付けで呼び合う「さんづけ運動」を推進し、年齢や職位に関係なくお互いを尊重し合う環境づくりに取り組んでいます。

人材育成の計画・キャリアプラン

新卒社員はスタッフでの入社となります。その後はスペシャリストとして専門性を磨き、その分野に特化した能力を発揮する道や、アシスタントマネジャーとして管理職を補佐しながら経験を積み、マネジャー、シニアマネジャー、アソシエイトディレクター、役員へと、業務の多様性を持ちながらキャリアを築いていく道もあります。

中途採用での入社の場合は、これまでの経験等を踏まえて、スタートするポジションは様々です。TASAKI以外で培った経験を生かし、さらなる高みを目指すことができます。

なお、ジョブローテーションのような定期的な異動の制度はありませんが、会社の業務上の必要性や本人のポテンシャルによって、関連部門だけでなく他部門への異動の可能性もあります*1

人材育成の取り組み

研修

TASAKIの人材育成は、人事部による階層別研修や、各部門での専門技能教育をメインとして構成されています。

入社時研修

入社した社員全員に対し、神戸のアトリエにて集合研修を行っています。TASAKIのブランドや商品構成のほか、商品を実際に作るクラフツマンから講義を受け、ジュエリーの素材(真珠、ダイヤモンド、カラーストーン等)や、ジュエリー製作過程について学べる機会を設けています。また、新卒新入社員に対しては、神戸のアトリエ研修に加え、基本的なビジネスマナーやお客様へのおもてなしのマナーを習得するためのセッションを設けています。

管理職向け研修

マネジャー以上の管理職に対しては、外部講師を招聘して管理職向け研修を実施しています。研修では、TASAKIの管理職に職位ごとに期待される役割や、部下との協働等の具体的なチームマネジメント手法について、理解を深める機会を設けています*2

専門技能教育

TASAKIは養殖、素材調達、製造、販売等を一貫して手掛けるビジネスモデルであるため、各部門の専門性が高い会社です。配属後の部門で必要な専門技能については、各部門の先輩社員や上長の主導のもと、社員一人ひとりに対してフィードバックを行い習得をサポートするとともに、必要に応じてマニュアルを作成・活用することによりノウハウの確実な継承を図っています*3

評価と能力に応じた処遇

性別、年齢、勤続年数などに関わらず、パフォーマンスとコンピテンシーにより処遇を決定しています。

MBO評価制度(Management By Objectives)

年に2回の面談を伴う評価とフィードバックの制度を採用しています。それによってメリハリのある賞与支給と成果能力に応じた昇給・昇進を行っています。

資格取得支援

業務上必要な資格の取得については、一部または全額を会社で負担しています。また通信教育による資格取得も支援しており、業務に関連する内容から、業務外の知識向上を目的としたものまで、年3回のペースで希望者に受講できる機会があり、修了者には補助金が支給されます。

経営層と従業員の対話

TASAKIは、現場の意見を吸い上げるとともにチームで同じ目標を共有するために、経営層と従業員が直接対話する機会を大切にしています。毎月NEWS LETTER(社内報)を発行し、社長メッセージをはじめとする様々な情報を迅速に社内で共有しています。また、月次の店長会議や年次の全マネジャー会議といった定期的な会議に役員及び従業員が共に参加し、現状や今後の戦略について認識を一致させています。さらに、管理職以外も含めた各地の従業員に対しては、役員が自ら全国の店舗・事業所に出張し、現地の従業員と直接コミュニケーションをとる機会を積極的に設けています*4

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*1 TASAKIの人材について、詳細は採用情報をご参照ください。

*2 2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、管理職研修を行っていません。

*3 関連:安心して購入いただける高品質な製品・サービスの提供/技術の継承​

*4 2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大を受け、多くの従業員が参加する会議においてはオンラインでの実施や規模縮小等の対策を講じています。また、役員の出張頻度も必要最小限としています。

TASAKIの目指す姿

多様な人材が安心して働き

成長できる職場の提供

2030年までに多様な人材を認め合える環境と個々に応じた人材育成制度を備え、社員全員が創造力を発揮できる職場を目指します。

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編集方針

対象範囲

株式会社TASAKIを基本としていますが、グループ会社を含む場合は文中に明記しました。文中の「TASAKI」は株式会社TASAKIを指します。

対象期間

株式会社TASAKI 2022年度(2021年11月1日から2022年10月31日)を基本としていますが、定性情報は一部2021年度以前または2023年度の情報を含みます。2021年度以前または2023年度の情報に関してはその旨を文中に明記しました。​

発行時期

発行日 2023年8月23日

参考にしたガイドラインなど

GRI / ISO26000

将来見通しに関する
注意事項/免責事項

本レポートに記載されている将来に関する記述は、TASAKIが本レポート発行までに入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成をTASAKIとして約束する趣旨のものではなく、様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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